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彷徨

さまよう 当て所もなく、目的もなく、ただ何かを求めて 彷徨う 時代を超えて、同じことを繰り返す。忘れてしまったものがここにある。懐かしさと憧れを持って彼女達を見ている自分がいる。彼女達は何かを求め、自分を探し彷徨う、彷徨い続けるうちに、その何かに出会う。いつの時代も、若者は自分が何者でもない状態に積極的にとどまろうとし、消費主体として常に新しいものを探求する。それをモラトリアムと呼んだ。

街スナップは青春の探し物 、あるいはモラトリアムの時代を生きた私たちに似ているのかもしれない。時代は変わっても、世代が変わっても、人の営みは変わらない。

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